人は、熱意があれば必ず変われる。

 

講 師プロフィール

香取貴信(Katori Takanobu)
1971年、東京都生まれ。『社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった』著者。高校1年時に東京ディズニーランドでアルバイトを始める。ヤンキー少年だった香取貴信にとって、このアルバイトが運命的な出会いとなり、日々の作業の中で「仕事」、「教育」、「サービス」の本当の意味を学ぶこととなる。1995年、レジャー施設などの現場運営コンサルティングを行う株式会社シュウ研究所に入社。「来場するすべてのゲストに笑顔と素敵な思い出を」をテーマに活動し、数々の施設を成功に導いた。2004年には独立し、有限会社 香取感動マネジメントを設立。主な著書に『社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった』(こう書房)などがある。現在は企業、教育機関、行政、医療機関など、様々な業種を対象に講演およびセミナーを実施している。失敗体験なども交えた講演は大人気で、年間250本程度の依頼を受け、全国を飛び回っている。「感動サービス」、「人財育成」が主なテーマ

   

香取 貴信 ディズニー ストーリー

ミッキーに会いたい。ディズニーランドで働いてミッキー連れて帰ってきちゃおっかなー。 ちょっとやんちゃな高校時代、不純な動機からアルバイトでディズニーランドの「キャスト」として勤務。 笑顔で接するキャストを「気持ち悪い」とさえ思っていた。「こんにちはー!」(笑ってる!? ゾゾゾ・・・) 「綺麗なのに、いつまで磨いてんすか。」何度も何度も、丁寧に手すりを磨く先輩を見て、笑いバカにした。すると、帰ってきた言葉は、「開演前の新品の状態に戻すんだ。」いつでもピカピカのメリーゴーランドに乗って、思い出を作ってもらいたいという、想いを込めて磨いていた。この人たちは本物だ・・・バカにした自分が恥ずかしくなった。 「今日のキャスト、ハズレだったねー、セリフ言えてなかった・・・」「あはは」予習で練習もせず、本番でなんとかなるだろうと挑んだがセリフが喋れず、恥をかいた。 勤務態度は最悪。仕事をする上で、幾度となく大失敗を重ねた。 『上司との出会い』休日に、ディズニーランドで勤務している者の特権と、忙しく対応している仲間・先輩キャストを尻目に、悠々と混んでいるアトラクションにいち早く並び、パレードは先頭で観覧。すると・・・翌日、上司から大目玉。「ディズニーランドのキャストは、休日もキャスト。お客様を優先させずにどうする。遠くから来て何時間も並んで、乗れないお客様もいるんだぞ。」反省した。怒ってくれた上司の存在は大きかった。 『仲間との出会い』ディズニー博士(おたく)の加賀屋くん。ディズニーを愛してやまない加賀屋くん。好きすぎてキャストになった彼は、全然違っていた。本場のディズニーで働きたいという夢を持っていた。英語ができないけれど、単身渡米。ディズニーワールドで、アメリカ人キャストのディズニーおたくと意気投合。キャストにどうやったらなれるのか、レクチャーを受け、キャストに応募し見事合格! 日本人で初めて、本場アメリカのディズニーでキャストを努めた人物だ。彼との出会いは、人生を変えた。 → 『こんな人間が・・・変わった』先輩に叱られ、仲間と出会い、教えられていく中で、ディズニーランドが老若男女に愛されている理由に気づく。
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