Daily Archives: 2019年9月4日

新刊がランキングに入りました~‼ &セミナーのご案内です~‼

新刊と言っても、2002年にこう書房さんが創ってくださった、
『社会人として大切なことは みんなディズニーランドで教わった』の本を若干リニュアルして出していただいたものですの
ですが、こうしてランキング入りできたのも皆さんのおかげです。ありがとうございます。

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『新版 社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった』
アゴラ 書評記事でランキング入りしました

2019書籍ランキング(初秋版)を公開します!
82点で5位です

http://agora-web.jp/archives/2041276.html…

http://agora-web.jp/archives/2025612.html

なので、今回はリニュアルで新たに加えた部分のひとつを紹介します。昔のものがあれば
買わなくてもこれを読んでいただければ大丈夫です(笑)

ただ、こう書房さん自体がなくなってしまうので、今後は新しくリニュアルした、あさ出
版さんの本だけが世に残りますので、もしお知り合いなどにご紹介いただける機会があり
ましたら、こちらをお勧めいただけると嬉しいです。

https://amzn.to/2NJDQTl
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お礼に、新刊のプロローグを紹介しま~す

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プロローグ「迷ったら何で判断するのか」
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仕事をしていると現場であれ経営であれ、判断に迷うことってありませんか?

例えば現場のサービス業であれば、お客さま大切に丁寧におもてなしをしたいけど、そうすると全体的な効率が落ちて、他のお客さまをお待たせしてまう。でも反対にしたら一人ひとりを大切におもてなしが出来なくなってしまう……。そんな場面の時にはどっちを優先したらいいんだろう? と言うよう迷ったり。

経営者であれば、お客様が喜んでくれて売上が上がることは迷わないし、逆にお客様が喜んでくれなくて、売上も上がらないのであればそれはやらないって判断がつくと思うんですが、お客様は喜んでくれるけど、すぐには売上に直結しない事と、お客様はそんなに喜ばないかも知れないけど、すぐに売上に直結するような事はどっちを選んだらいいんだろうというような時だったり……。

当然その状況を一つひとつに対して、『この場合はこっち、その場合はあっち』なんてしていたらそれこそ数も多くなり大変です。創業者がひとりでやっている時には、その人の判断でやればいいから迷わないんですが、そこからお店も大きくなって、従業員も増えれば、皆がみんな創業者や経営トップと同じ考え方で、同じ判断基準をもって動けるなんてそんな魔法があったらいいなぁって思いますよね。

実はその魔法が東京ディズニーランドにはあるんです。

現在2つのパークがあり、従業員の数は約2万人。そのうち僕がやっていたようなアルバイトは約9割なので、その全員が同じ判断基準で動くためには、皆さんよくご存知のディズニーの行動基準を入社初日に教わるわけです。

4つの行動基準とは?
Safety(安全)、Courtesy(礼儀正しさ)、Show(ショー)、Efficiency(効率)です。

Safetyは文字通り安全性です。ゲストが怪我をしたり事故に合わないように安全性は最も優先される基準です。ハードはもちろんの事、ゲストは大好きなキャラクターが居ればそこを目指して走り出します。足もに何かあっても気付きません。そこで私達キャストはゲストの目になり安全を確保しなくてはなりません。また、安全を守る私達の安全も守ります。

Courtesyは礼儀正しさ、親しみやすさです。全てゲストをVIPとして心を込めたおもてなしをします。常にゲストの気持ちに立った礼儀正しい対応と、親しみを込めたおもてなしを実践しなくてはなりません。

Showは、パーク内は青空を背景にした巨大なステージであらゆるものがテーマにあったショーを演じています。私達キャストもショーの一員です。身だしなみもその一つです。

Efficiencyは効率性です。ゲストは長い待ち時間を嫌います。私達はひとつのチームとして、安全・礼儀正しさ・ショーを心がけて行動することで効率は自然と上がります。

この4つの基準がその並びまま優先順位となります。もし迷った時には安全はどうか?
礼儀正しさ・親しみやすさは大丈夫か? ディズニーのショーとして間違っていないか?
を考え、最後に効率を考えて行動しましょうと言うものです。

これを入社初日のオリエンテーションで学んで、現場のOJTでもトレーナーから教わり、最後に行うチェックリストで確認し、その後のフォローアップでも何度も何度も出てくるわけです。ですので僕らアルバイトでも、繰り返しの中で刷り込まれ、判断に迷った時にはこれを思い出して行動できるわけです。

ただ、これだけけで全員が同じようにできるわけでもないんです。あくまでも同じ判断をする為の、やりやすい方法のひとつであって、この行動基準があることで昨日入社したばかりの新人でも判断しやすいものだと言う事です。
ここに創業者の想いや、なんの為にディズニーランドがあるのかの目的の所が、加わることで、行動基準がより効果を上げるものになります。

例えば、私がそうだったんですが、東京ディズニーランドはディズニー社の直営ではなくて、日本の運営会社が運営しているんです。だから私達はディズニー社の従業員ではなく、運営会社の従業員となるんです。当然、その会社にも経営理念と言う“なんの為に”が存在するわけですが、私がお世話になっていた8年間、一度もこの経営理念は聞いたことがなかったと思います……(僕が聞いてなかっただけかもですが(笑))。

今はわかりませんが、私が当時だと現場のキャストに『あなたの会社の経営理念はなんですか?』って聞いてもはっきり答えられるキャストは少なかったんじゃないかなと思うんです。

でも、反対に『ディズニーランドを創ったのは誰ですか?』って、聞かれたらきっと2万人の従業員全員が“ウォルト・ディズニー”ですって答えるだろうし、『そのウォルトさんはなんでディズニーランドを作ったんですか?』って質問すると同じ答をしたんじゃないかと思います。

「それはですねぇ?
昔ウォルトがお休みの日に、娘を連れて遊園地に行ったそうなんです。
娘がメリーゴーランドに乗って楽しそうにしてる姿を、ウォルトはメリーゴーランドの前のベンチにただ座って、ピーナッツをかじりながら、娘が通るたびに手を振り眺めていたそうです。

どうして大人も一緒に乗って楽しめないのかなぁ……。一緒に乗れたらもっと楽しいのに……と、それに遊園地は本当は楽しい場所のはずなのに、ゴミ箱からはゴミが溢れて、トイレはいつ行っても汚いし……。

もっと大人も子供も一緒に楽しめて、気持ちよく過ごせるそんな遊園地を誰か創ってくれたらいいのになぁ……と考えていた時に。そうか、誰も創らないなら僕が作ろう!! そう考えて創ったのがディズニーランドなんです」
と言う回答を、2万人のキャストのほぼ全員が同じように話をすると思うんです。

ココが凄いんじゃないかと思います。
全員が同じように話せるぐらい創業者の創業当時の想いを、何十年経った今でもアルバイトが答えられるぐらいにわかりやすいエピソードで入社の最初に教わります。その後も事あるごとに、ウォルト・ディズニーの残した、言葉なんかが受け取る資料や色んな場面で目にするんです。

もう働くひとりひとりが創業者のウォルト・ディズニーの分身みたいになっちゃいます。
このようなベースがあって、創業の理念から導き出された行動基準があるので、鬼に金棒ですよね。だから当時のヤンキーあがりだった僕みたいなアルバイトでも、“何の為に”を理解し行動ができたんだと思います。もう、ウォルトのファン、信者ですね(笑)

そして僕が一番驚いたのは、旅行で行ったアメリカのディズニーランドのキャストと話をした時にした質問した答えでした。

「現場で究極、判断に迷った時には、何を基準に判断してるんですか?」

「う~ん……、自分の後ろにウォルト・ディズニーが居たとしたら、これからやることは振り向いた時に、ウォルトにグッジョブって笑顔で言ってもらえるかどうかかな!!」

実はこれ、僕も同じだったんですっ!!

別にそう考えろなんて教わったわけじゃないんです。全く同じ答えに鳥肌が立ったのを今でも覚えています。その後も他の国のディズニーキャストに同じ質問を投げかけましたが、僕が質問したキャストはみんな同じ答えだったんです。

創業者はこの世にいなくても、その想い“スピリッツ”が今にも伝わるその仕組みが、ディズニーの凄さなのです。

でも、これはディズニーだからできた事ではないと思います。皆さんの会社でも同じ事ができると確信しています。創業当時の創業者の想い“なんの為に”を伝承して行けたらいいですよね。

それでは、当時ヤンキー上がりの16歳の私が、どのようにしてそのスピリッツを身につけて行ったのかのストーリーを、当時の僕の目線からお楽しみください。
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リニューアルした本のプロローグでした。
そして、9月11日、リニューアルした本の発売記念として、感動経営の私の志匠、臥龍先生とのW講演会

『ディズニーマジック&臥龍マジックに学ぶ、人財育成力倍増の秘密』
と題した、ディズニーマジックと臥龍マジックのツボを、半日で学べる超お得なW講演会を開催します。

この機会にぜひ、自ら考え行動できる人財が育つ仕組みを聞きに来ませんか?

・人を雇ってもすぐに辞めてしまい困っている。
・どうすれば人が定着し、今居るスタッフにスイッチが入り、イキイキ働ける従業員を増やせるのか。

こんな疑問をお持ちの経営者や担当者にピタリのセミナーです。場所は東京ですが、ぜひ僕の話だけでなく、世界一企業を何社も育てている感動経営の志匠のお話を聞いていただければきっとそのヒントが得れることを確信しています。

これまで仕組みの部分については、あまり話して来ていませんでしたが、今回思い切って全てをお話しようと思います。ぜひ、来てください。
よろしくお願いします。
香取 climax 貴信
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■臥龍&香取のW講演会in東京
『ディズニーマジック&臥龍マジックに学ぶ
人財育成力倍増の秘密』

詳しくはこちら http://www.e-garyu.com/pg454.html

日時:2019年9月11日(水)13:30~17:00
*受付:13:10から
*希望者で終了後、懇親会も行います。

開催地:東京都内
*お申込みの皆さまに別途、ご連絡申し上げます。

主催:(株)角田識之事務所
共催:(有)香取感動マネジメント

主な内容
13:10~13:30 受付
13:30~14:30 「ディズニーの上司から学んだ人財育成力の真髄」
(有)香取感動マネジメント・代表 香取貴信

14:30~14:40 休憩
14:40~16:10「企業の成長は『個』の成長の総和」
臥龍こと角田識之
■臥龍の書籍やDVDのご紹介ページ
・書籍⇒ https://goo.gl/Ne63Ly
・DVD⇒ http://amzn.to/2vYEj7R
■臥龍関係でのメディア情報
⇒ http://www.e-garyu.info/media/#t01
■臥龍の顧問先「作品」のメディア登場情報
⇒ http://www.e-garyu.info/media/#a02

16:10~16:40 質疑応答やアンケートご記入など

参加料:10,800円
*お二人目からは5,400円
*事前お振り込みを持って正式受付とさせていただきます。
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『新版 社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった』発売中!!

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