昨日今日と、リゾートトラストさんの芦屋ベイコートクラブで、従業員の皆さんへの勉強会でした。
どの会も、現場の従業員の方々がメインなので、とっても真剣に聞いて下さり、盛り上がっていただいて、ほんとに嬉しかったです。
そんな中、最終回を終えて、みんなに見送ってもらいながらタクシーのところへ行くと、一人の若い女性スタッフが声をかけてくれたんです。
「香取さん、私実は小学校の時に、姫路で香取さんの講演聞いてるんですっ‼」
「ブハァっ‼」
思わず、口の中に入ってたフリスクを吹きましました(笑)
「マジで⁉」
「あっでも覚えてないですよね。もう、10年以上前のことだし」
キーワード“姫路”、“小学生”……。
この瞬間、脳みそがまたフル回転するですね。そして、その時のことが鮮明に蘇ります。
「わかった、小学生の子供達が将来の夢を発表する会だよね。姫路城の目の前の会場で、これから姫路城が改修工事になるからしばらく見れなくなりますよって、担当の人に言われたよ。
小学生の男の子の家が、木こりかなんかで、お母さんが他の人ともう国産の木材を使った住宅が建てられなくなってきて、安い外国産の木材ばかりになって、もう私の所もお父さんの仕事が、なくなっちゃうわよね。って話を聞いて、だから僕はたくさん勉強して、将来建築士になって、国産の木材だけを使った日本家屋をたくさん建てて、お父さんの仕事を助けるのが夢なんです。って発表したよ」
「あぁ〜そうです。私生徒会だったので、学校代表であの会場で客席から、香取さんの講演も夢の発表も聞きましたよ。覚えてるんですね〜(驚)」
僕が思い出して、ブワーって話したのを周りに見送りに来てくれた従業員のみんなに、よく覚えていますね〜と、一同関心とちょっと引いてました(笑)
そうなんです。多分僕は得意体質なのかもしれないんですが、めっちゃ記憶力がいいんですよね。しかもそれは活字としてではなく、全てを映像のようにして思い出し、その時にあの人がどんな表情で、何を言ったかまで全部覚えているんです。自分でも怖いときがあるくらいに、全く忘れないんですよね。
みんなからはスゴイですねって言われるんですが、実は忘れられないが為に、もの凄く苦しいこともあるんですけどね(笑)
でも、今日はその記憶力のおかげで、当時小学生だったスタッフと蘇った記憶で盛り上がれました。
最後に、その女性スタッフから、あの時お話を聞いたのが蘇りまましたし、先生はあの時と変わらずパワフルで、今日もあの時よりパワフルだったですよ。なんて嬉しいですねぇ〜。
最初に本を出版させていただいたのが、2002年、そこから講演のご依頼を頂いて、もうすぐ17年になるんですよね〜。
そりゃぁ、当時小学生の子たちが大人になるわけで、ここまで長くやらせて頂いていることに感謝です。
ほんとありがとうございましたm(_ _)m
これからも、パワフルに行かないとですね‼